ビデオ鑑賞　日本映画「きみはいい子」レビューです。女優陣多彩です。

親子の絆の話かと思いましたが、小学校の教師が主役？虐待をするお母さんも…

子供の虐待、学校のいじめ、モンスター親と教師のあり方。ママ友同士のいじめ（これは、そんなに酷くないですが・・）、独居老人の生き方…

子供たちは、きみはいい子と、認めて貰いたくて一生懸命いきています。

ラストの終わり方が、完結していなかったのですが、（わざとらしいのですが）

私には、悪い結末しか、思えなくて・・小学校教師が未熟だと思ってしまいます。大変だろうし、悩みながら、成長してるのは、わかります。

１回目の訪問で、なんとか、してあげて欲しかったですが、

映画によると、今は、子供にお父さんに叩かれたことある？って聞いても子供の言うことを信じる以外ないのでしょうか？

お腹のアザとかを見るほど、踏み込んではいけない？のでしょうか？

実際の事件であったような、悲劇は防げたんでは、ないのかな・・

教育現場とかは全然知らないけれど、ずーといわれている重いテーマです。

私は主婦の経験は少しありますが、どんなに仲良くなっても、家を行き来することは、

やめることにしていました。最初はいいのですが、ママ友同士のいじめ？も同じ。

尾野真千子さん、大好きな女優さんです。

ＮＨＫの朝の連続テレビ小説「カーネーション」から観ていますが、強い女性を演じたら、すごい存在感です。

今年の大河ドラマ「麒麟がくる」 伊呂波太夫役も観ています。

でも、私の中で強く印象に残っているのが、

「フジコ」（2015年、全6話、Hulu） で見たフジコ役が凄かったです。

確か、子供の頃、虐待を受けていて、整形を繰り返し、のし上がっていく、みたいなお話しで、

迫真の演技で引き込まれました。

それに比べたら、この映画はまだまだ、自責の念を感じているところが、優しいです。

池脇千鶴さんと富田靖子さんも今や、大物だと思いますが、この映画の良い方のテーマに

そった優しい役どころでほっとします。

あと、一人暮らしのお婆ちゃん（役　佐々木あきこ)喜多道枝さんが、ほんとに優しい役で、

癒しになります。彼女には、自閉症の少年もホントにいい子なのでしょう。