パリでアルバイトをしながら映画の勉強をしたいと思っていたカン・テヨンだが、アルバイトは首になり、アパートも追い出される。そして、韓国の財閥の御曹司、ハン・ギジュの屋敷で家政婦をすることに。

ニースのボーディエ社長邸で、うそではあるものの自分を婚約者だと紹介したギジュのことが気になり始めるテヨン。

その後、リサイクル店でスヒョクに会う。スヒョクは以前にもテヨンに遭遇していて一目ぼれしていた。

ボーディエ社長邸でテヨンが騒動を起こして契約は破談になり、ギジュは激怒する。後日、テヨンの誠意がボーディエ夫人に伝わり、改めて契約が検討される。ギジュとテヨンは、各々の事情で帰国することになり…。

GD自動車社長であることを明かしたギジュ。テヨンは高校時代の同級生、ムン・ユナに金を借りようとするが侮辱されてしまう。

テヨンの帰りを待っていたスヒョクは、ギジュとテヨンの仲の良い様子を見て動揺する。

ギジュに近づこうとするユナと元妻のスンギョン。一方、ギジュはテヨンに恋心を抱くと同時に、スヒョクの思いも知ることに。

テヨンの叔父・ピルポが逮捕され、スヒョクはギジュに助けを求めるのだった。

スヒョクから真摯な思いをぶつけられるテヨンだが、ギジュへの思いが強く、どうしていいか分からない。会社では、ギジュがテヨンとおおっぴらに接するするため、面白くないユナがハン会長に告げ口する。

ギジュから解雇を言い渡されたテヨンは、涙ながらに解雇を受け入れる。テヨンは、シネコンのスタッフに応募しようとするが、責任者のスンギョンが追い払う。そして、ギジュとユナの婚約式の日が迫ってくる。

婚約式当日、ギジュは一方的に婚約破棄を告げる。翌日出社したギジュを待ち構えていたハン会長は、ユナとの縁談を進めようとする。ユナも勝手に指輪をはめて婚約気取りだ。一方、ギジュを気にするスンギョンは…。

ハン会長と出くわしてしまったテヨン。ギジュはハン会長に、テヨンと交際すると宣言する。これでまたテヨンは、ギジュとスヒョクの思いに板ばさみに。スンギョンは、シネコンで働き始めたテヨンに対し…。

デートの余韻にひたるギジュとテヨン。

一方、スヒョクはギジュへのライバル心から、GD自動車への入社を考え始める。また、ユナはテヨンとスヒョクが妙に親しいことに気付き、これを利用しようと企み始める。

スヒョクはギジュにテヨンから身を引くよう頼むが、ギジュはほかの全てを失ってもテヨンを取ると言う。ユナはギジュを奪うためにテヨンに宣戦布告。しかもテヨンはユナの母から平手打ちまでされる。

叔父・ピルポがもらった金を返すためにハン会長を訪ねたテヨンは、怒った会長から罵声を浴びせられる。

そんなハン会長は、ムン議員に秘密を握られていた。ギジュはギヘが17歳で私生児として産んだ息子だったのだ。

ギヘからギジュを諦めるように言われたテヨンだが、ギジュと結婚するという意思は変わらない。後日、ギジュとテヨンはハン会長とギヘに婚約の挨拶をするとあっさりと認められる。

だが、裏では謀略が企てられていた。

ギジュが同じ母から生まれた兄弟であることを知ったスヒョク。堪忍袋の緒が切れ、ギジュに対抗すべく動き始める。

一方、婚約式後の旅行から戻ったギジュとテヨンは、周囲から冷たくあしらわれることに。

ギジュはテヨンに、独立して住むマンションでまた家政婦として働くよう依頼。

そんな中、ユナはテヨンをまたGD自動車で働かせながら監視しようと画策。一方、ライバル会社・Jモータースが銀行融資を取り付け…。

テヨンは、押し掛けてきたスヒョクと軋轢を残したままだった。一方、GD自動車はJモータースに銀行融資を横取りされ、危機に陥る。さらに、Jモータースはスヒョクが流したデザインを元に開発した新車を発表する。

ギジュの出生の秘密と引き替えに、ユナから婚約解消を迫られたテヨン。一方、新車のデザインが流出した件で、テヨンは犯人がスヒョクだと気付く。しかし、スヒョクは2人が別れない限りギジュを追い立てると言う。

テヨンと会った帰り道、スヒョクは事故を起こして病院に運び込まれた。チェ理事は、ハン・ギジュ社長解任案を発議するために臨時株主総会を招集する。しかし、当日チェ理事はギヘへのみそぎを胸に辞表を提出する。