鳩のポーズです。
ムズイ!
鳩のポーズの由来
鳩のポーズは、鳩が胸を膨らませた姿に似ていることから、その名前がつけられました。
犬猫やら、コブラやら動物の名前多いですね。
正式な名前はサンスクリット語で「エーカ・パーダ・ラジャ・カポタ・アーサナ(一本足の鳩の王様のポーズ)」と呼ばれ、エーカは数字の1、パーダは足、ラジャは王様、鳩はカポタ、アーサナはポーズの意味を持ちます。
やり方
鳩のポーズをするとき、後ろに伸ばす足は体に対してまっすぐに伸ばし、体が横にぶれないようにしましょう。
深く息が吸い込めるように大きく胸を張り、視線は天井に向けると、自然と姿勢が固定されます。
胸ではなく腹部を前に突き出しすぎると、腰に負担がかかってしまうので注意しましょう。
また、体が硬いとお尻が浮いて、左右のお尻の高さがバラバラになってしまいがちです。そのような場合は、お尻の下にヨガブロックなどを入れて、高さを調節するのがおすすめです。
1. 右足を前方に曲げ、左足はまっすぐ後ろに伸ばします
2. 左足を体の後ろで曲げて、肘に足先を引っ掛けます
3. 頭の後ろで指を組み、胸を開きます
4. そのままゆっくりと呼吸をしましょう
5. 足を変えて1〜4を繰り返します
効 果
1. 体幹の強化
鳩のポーズでは、体幹の強化によりさまざまな効果が得られます。腰周りの筋肉が鍛えられるため、内臓が正常な位置に戻り、ぽっこりおなかの改善にもつながり美しいボディラインへと導きます。
ほかにも、体の軸が安定するため、電車の揺れでふらつきにくくなるなど、日常で実感できる効果もあります。
2. 肩こりの緩和
鳩のポーズにより背中の柔軟性が高まることで、肩こりの緩和などにも効果があります。全身のストレッチにもなるため、筋肉や関節の柔軟性がアップします。さらに、股関節が柔軟になることで内臓機能が整い、冷え性にも効果があります。
3. ダイエット効果
体幹が鍛えられることで、背中やおなか、ウエストの引き締め、ヒップや太もものシェイプアップなどにも効果的です。ほかにもバストアップも期待できるなど、女性にはうれしい効果がたくさんあります。
4. むくみ解消
鳩のポーズは、全身の血流を促進し、足のむくみに効果的です。全身をリラックスさせるため、寝る前に行うことで質の良い眠りに導きます。
5. 生理痛の緩和
鳩のポーズには、生理痛の緩和やPMS(月経前症候群)、生理不順にも効果があるといわれています。生理中に行う場合には、出血量が少なくなる3日目以降に無理のない範囲で行うようにしましょう。骨盤周りを温めることも痛みをやわらげることにつながりますので、冷やさないように注意するのも大切です。
美しいポーズのポイント
・おへそを正面に向ける
・しっかりと胸を張る
・左右のお尻の高さを合わせる
・左右の肩の高さを合わせる
まとめ