U-NEXTで韓国映画 「国際市場で逢いましょう」2012年の作品を観ました。
激動の韓国・釜山を舞台に、ひとりの男の波乱に満ちた生涯を描いた大河ドラマ。
韓国映画で泣ける名作を探しているなら、この映画。
生きるのが、つらかった・・という主人公の言葉に涙腺崩壊。
U-NEXT おすすめ 韓国映画「国際市場で逢いましょう」レビュー。涙腺崩壊。
見どころ
海外ドラマ「LOST」、韓国映画「シュリ」で知られるキム・ユンジンや「東方神起」のユンホの出演が話題となり、韓国で歴代2位となる観客動員数を記録した韓国の映画史に残る名作。
ストーリー
朝鮮戦争中の1950年、興南(現在の北朝鮮・咸鏡南道咸興市)から脱出しようとしていたドクス一家は、船に乗り込む最中に妹と離れてしまいます。
ドクスの父は、はぐれた、妹を探すため、引き返し、ドクスに「お前が家長になるんだ。家長はどんな時でも家族が優先だ」「コップンという店に行くんだ」と言い残しました。
釜山へと渡ったドクスら一家は、国際市場にある叔母の店(コップン)で働くようになります。
やがて青年になり家計を支えるようになったドクスでしたが、弟の大学進学資金を稼ぐために旧友のダルグと共に炭鉱作業員として西ドイツに出稼ぎに出ます。
家族のために懸命に働くドクス。しかし、その先には数々の試練が待ち受けていました。
キャスト・スタッフ
出演
(ドクス)
ファン・ジョンミン
(ヨンジャ)
キム・ユンジン
(ダルグ)
オ・ダルス
(ドクスの父)
チョン・ジニョン
(ドクスの母)
チャン・ヨンナム
(ドクスの叔母)
ラ・ミラン
(クッスン)
キム・スルギ
(ナム・ジン)
ユンホ
監督
ユン・ジェギュン
音楽
イ・ビョンウ
脚本
パク・スジン
本ページの情報は2020年11月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
ご確認ください。
ま と め (ネタバレ)
この映画のタイトルが気になっていました。明るい話かな・・と。
第52回大鐘賞:最優秀作品賞含め10冠と観客動員数歴代2位で間違いなく名作だ!ということで鑑賞しました。
物語は現在の釜山のコップンという小さな店舗から。
店の立ち退きに応じない、頑固なお爺さんが、孫の手を引き、国際市場を歩いているのですが、孫の手が離れた時、お爺さんの表情が一変します。この訳は2回目見返した時わかりました。
孫がおじいちゃんはどんな子供だったの?と聞いて、このお爺さん、ドクスの人生を振り返ります。
興南(現在の北朝鮮・咸鏡南道咸興市)から船で、脱出しようとしていたドクス一家の場面から、
もう、涙腺が・・
韓国の悲しい歴史を映像で改めてみた、という感じです。
父親の言ったことを守り、過酷な人生を送ったドクスに頑固爺さんとか思ってごめんなさい。
妹も見つけ出し、立派に家族を守ったドクスです。
映画の最後のドクスの言葉、
「家族は守った、、でも、本当につらかった」というセリフに涙腺崩壊でした。
韓国の悲しい時代のお話ですが、強く生きたドクスが素晴らしい男性でした。
好きな人と結婚できて、良かった・・
ちょっとしんどくなる映画でしたが、歴史、生活を少しでも理解するために(実話ではないそうです)観てよかったです。