ビデオ鑑賞 韓国時代劇ドラマ「根の深い木」レビューです。壮絶です。

ハングル 娯楽
根の深い木

根の深い木 U-NEXTより

王

世宗 U-NEXTより

2011年 韓国ドラマ、「根の深い木」です。全24話

ハングル誕生の裏側に秘められたさまざまな人間模様と事件を緻密に描いた必見時代劇

殺人事件に端を発し、秘密組織の暗躍やハングル誕生の裏側がミステリアスに描かれ、先の読めない展開にくぎ付けに。
ハン・ソッキュをはじめ、主演陣の見事な演技も凄い迫力です。

ストーリー

10歳のトルボクはある日、主人の粛清に巻き込まれ奴婢の父を亡くします。

父を殺させたのは王・世宗だと思い込んだトルボクは復讐を胸に秘めて成長。

やがて、カン・チェユンと名を変え宮廷の武官となり世宗の命を狙います。

その頃、宮廷で連続殺人事件が起きます。

ここがポイント!

ハン・ソッキュ扮する世宗の若き日を演じたのはソン・ジュンギ。
その演技力は監督を感嘆させたという。

キャスト・スタッフ

出演
(世宗イ・ド)
ハン・ソッキュ
(トルボク、カン・チェユン)
チャン・ヒョク
(ダム、ソイ)
シン・セギョン
(世宗イ・ド(青年時代))
ソン・ジュンギ
脚本
キム・ヨンヒョン
パク・サンヨン
本ページの情報は2020年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
ご確認ください。

エピソード

第1話

知的障害者の父・ソクサムを気遣う息子のトルボクは、父をからかう者には殴りかるような気性で、女奴婢のダムが唯一の友人でした。
ある日シム・オンに密旨を届けたソクサムは、逆賊として殺されてしまいます。

第2話

シム・オンの下男たちは罪も無く捕らえられたことに激怒し、脱獄騒ぎを起こします。
その流れでトルボクとダムは逃げ出し、世宗と昭憲王后にそれぞれ助けられる。そんな中、太宗が現れたことによって…。

第3話

自分を狙う矢に向かって歩を進める世宗。
矢は世宗を避けていくが父の太宗の前で土下座し謝罪。ところが、その謝罪が本心ではないことを見抜かれたので、父にだけは自分が目指す朝鮮について明らかにします。

第4話

トルボクは父の遺書を捜しに戻ったが、ムヒュルは逃げるように促します。
そして彼は最後に「密本之書」を捜す手掛かりとなる巾着袋をトルボクに渡します。
その後、トルボクは北方の国境地帯の軍に入隊を果たすのですが…。

第5話

ムヒュルは、チェユンがホ・ダム事件の責任者に任命されることに反対します。
だが世宗はその意見を受け入れません。
一方、白丁でありながら検死の実力を持つカリオンはホ・ダムの遺体を検死して謎を発見します。

第6話

学士ユン・ピルの焼死体が見つかる。チェユンはその事件について調査し、刺客が残した跡を元に世宗に経緯を説明。
世宗はその賢さに感嘆するが、ムヒュルはチェユンがトルボクであることを明かします。

第7話

天地契員であるソン・サムムンが、殺された2人にも契員の入れ墨があるかを確認するため、検死所からホ・ダムとユン・ピルの遺体を盗みます。
一方チョン・マルセンは世宗を故チョン・ドジョン宅に案内しようとするが…。

第8話

宮中の池でチャン・ソンスの遺体が見つかる。その死体の下に敷かれている紙には「花はあくまでも花。根にはなれぬ」と記されていました。
それは、密本の宣戦布告であることを示すものであったのだが…。

第9話

チェユンに密本の捜査を任した世宗は自分の信じる道を行くと決意。
一方、事件の黒幕は密本であることを聞かされたチェユンは過去に、父のソクサムの遺書を奪っていった男らも密本だったことに気付くのですが…。

第10話

義禁府に逮捕された白丁カリオンは無実を主張します。                   ところが、チョ・マルセンはそれを聞きいれません。

女官ソイはカリオンを助けようと奔走します。                       また世宗は、ソイを通じてチェユンに無実の証明を依頼します。

第11話

イ・シンジョクとシム・ジョンスはカリオンがチョン・ギジュンであるという事実を知って大きな衝撃を受けます。
一方、チェユンの元に「トルボク」の名を知っているという男が訪ねてくるのだが…。

第12話

チェユンは父親の遺書が密本の所にあると知り、密本をおびき出すため、巾着の絵を描いた壁書を街中に張り出す。その壁書を目にしたソイは幼なじみのトルボクが生きていると確信し宮を抜け出していきます。
タム

ソイ U-NEXTより

第13話

チェユンとソイは、互いがトルボクとダムだったことを知り、涙を流します。
ダムは失語症を克服していて、言葉を発せられるようになっていました。
一方チェユンは、自分がトルボクであることに世宗が気付いていたことに驚きます。

第14話

チェユンは刀で世宗を脅迫しますが、世宗は彼が自分を暗殺しに来たのではないことを見抜いたため、動揺することはありませんでした。
そして、文字創製の意義について語り、彼を説得しようとします。

第15話

チェユンは、密本に拉致されかけていた広平大君とソイを救出。
ところが、世間や宮廷は密本が大君を監禁したままだと思い込んでいました。
そんな中、世宗は文字を捨てるのか、大君を捨てるのかを迫られて苦しみます。

第16話

広平大君との賭けに負けたチェユンは、世宗に対して服従を誓うことに。
そして密本の本元チョン・ギジュンを捕まえるために、とある対策をたくらみ、チェユンが大君を殺したのだと密本に思い込ませます。

第17話

チョン・ギジュンは、世宗と取り引きしようとするイ・シンジョクを止めようとします。
一方ハングル文字の威力を知った密本は、不安を覚えていました。
チョン・ギジュンは、ユン・ピョンに至急イ・バンジを捜せと命じます。

第18話

カリオンはイ・バンジに密本と共にすることを提案。
一方チェユンは直接チョン・ドジョンの共侍であったイ・バンジに密本の一員なのかを聞きます。
イ・バンジはチェユンがチョン・ギジュンを狙っていることに驚き…。

第19話

カリオンは自分がチョン・ギジュンであることを明らかにし、場は緊迫。
そんな中、世宗は文字について討論を持ち掛けます。
一方チェユンも、密本の隠れ場所でカリオンの正体を知り、衝撃を受けるのだが…。

第20話

チェユンは、息子を殺されて全ての意欲を失った世宗に本音をぶつけます。
その言葉によって世宗は意志を取り戻し、ハングル文字を世に広めようとします。
一方、ソイは密本である疑いで逮捕され、拷問を受けることに。

第21話

世宗は文字の妨害だけに命を懸けているチョン・ギジュンと密本員を許し、受け入れを宣言します。
ところが、その裏には彼らの間に生じた亀裂に入り込むことで、組織を分裂させようとする世宗の戦略がありました。

第22話

文字の流布活動をしていた女官たちがピョンに捕まります。
ピョンは文字が広まることを防ごうと、ソイたちから歌を教わった物乞い集団を皆殺しにします。
一方チェユンは、ソイ自身が解例であることを知り、衝撃を受けます。

第23話

チョン・ギジュンはシム・ジョンスに本元の座を譲って、解例の在りかを聞き出そうとします。
ところが、突如現れたキョン・ジョッキにジョンスを連れ去られてしまいます。
一方チェユンは、ソイの行方を捜し続けるのですが…。

第24話

「生きた解例」であるソイは、チョン・ギジュンに殺されそうになるが、チェユンに助けられます。
しかし、逃走中に毒矢が命中して谷に転落。死を悟ったソイは、白い服を破って紙の代わりとし、解例を書き上げ…。

まとめ

韓国の歴史もののドラマをみるの初めてでした。
朝鮮半島の歴史も壮絶です。
タイトル通り、「根の深い木」「花はあくまでも花。根にはなれぬ」・・
壮絶な覇権争い等、経て、今のハングルができたのですね。

1446年に李氏朝鮮第4代国王の世宗が「訓民正音」の名で公布したとされているとあります。

勉強になりました。

 

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