イタリア映画3部作鑑賞しました。
「いつだってやめられる 7人の危ない教授たち」(2014年)
「いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち」(2017年)
「いつだってやめられる 闘う名誉教授教授たち」(2017年)
シドニー・シビリア監督は
「首席の学者がごみ収集員」という記事から着想を得たということで、
全員が元?教授で繰り広げる、クレバー&クレージーなお話し、3部作です。
イタリア社会の問題点をスカット描いていて爽快です!
キャスト
出演
- ピエトロ・ズィンニ:神経生物学者(エドアルド・レオ)
- ジュリア:ズィンニの同棲中の恋人。薬物依存者を世話するソーシャルワーカー(ヴァレリア・ソラリーノ。
- アルベルト・ペトレッリ:計算化学者、中華料理屋の皿洗い(ステファノ・フレージ)
- マッティア・アルジェリ:解釈論的記号学者、ガソスタンド給油係(ヴァレリオ・アプレア)
- アルトゥーロ・フランティーニ:古典考古学者(パオロ・カラブレージ)
- バルトロメオ・ボネッリ:動学マクロ経済学者(リベロ・デ・リエンツォ)
- ジョルジョ・シローニ:ラテン碑銘学者、ガソスタンド給油係(ロレンツォ・ラヴィア)
- アンドレア・デ・サンクティス:文化人類学者(ピエトロ・セルモンティ)
- セタ教授:ズィンニの上司。俗物。(セルジョ・ソッリ)
- ムレーナ:流体力学の元研究者、ギャングのボス(ネーリ・マルコレ)
- ガラトロ警視:アルベルトを尋問(フランチェスコ・アクアローリ)
- パオラ・コレッティ:(グレタ・スカラーノ)
- パオロ・カラブレージ:(アルトゥーロ・フランティーニ)
- マルコ・ボニーニ:(ジュリオ・ボッレ)
監督
シドニー・シビリア
いつだってやめられる 7人の危ない教授たち 第1弾
見どころ
イタリアの貧困問題やポスドク(博士号を取得した後の研究員)問題を痛烈に風刺した内容が面白いです。
現代社会からつまはじきにされてしまった天才教授たちの逆襲!?
ストーリー
研究に人生を捧げてきた神経生物学者のピエトロですが、そのことを同棲中の恋人ジュリアに告げることができずに路頭に迷う羽目に陥ってしまいます。
そこで彼は自分の知識を活かした合法ドラッグ製造で一儲けしようと、同じ処遇の学者を集めて犯罪集団を結成します。
メンバーそれぞれの専門分野を活かし、ピエトロらのドラッグは品質の良さによってすぐに大人気となり、彼らは莫大な利益を得るようになります。
しかし、ローマのドラッグ市場を牛耳るムレーナに目をつけられてジュリアを人質に取られた上、自ら作ったドラッグを試すうちに薬物依存症となったアルベルトが交通事故を起こし、所持していた大量のドラッグを警察に見つけられてしまったことから、ピエトロらは窮地に陥ります。
さらに、ムレーナから要求された量のドラッグを作るために必要な薬品を手に入れるため、ピエトロらは薬局に強盗に入るが、薬剤師がピエトロの授業を受けていた学生だったことから計画は頓挫、しかも慌てたメンバーの1人が薬剤師を撃って怪我をさせてしまったことから、事態はさらに混乱します。
ドラッグが本物であるかをムレーナが確かめる際の飲み物にサンプルとして1錠だけ残っていたドラッグを溶かしておくことでムレーナを騙し、無事にジュリアを取り戻すのですが・・
いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち 第2弾
落ちこぼれインテリたちが一発逆転を狙って大騒動を巻き起こす爆笑コメディ第2弾
見どころ
才能も個性も溢れるほどある研究者たちが抱腹絶倒の追跡劇を繰り広げる。
テンポも良くて実に痛快。
当人たちはいたって真面目だけれど、どこかズレた言動に笑ってしまいます。
ストーリー
生き延びるためにドラッグ製造に手を出して逮捕された元大学教授・ピエトロ。
服役中の彼は、ドラッグ蔓延を止めたい警察の捜査に協力することに。
大学を追われた同僚たちを呼び戻し、チームを結成してミッションに挑む。
だが予期せぬ事態が次々と起こり…。